こんにちは! 姿勢改善・美脚専門パーソナルトレーナーの山野上優です!
今回は柔軟性についてのお話しです。
よくお客様から
「前屈して手がつくようになりたい!」
「開脚を目標にしたい!」
といったご要望をいただきます。
その時に私は、「開脚ができるようになったらどうしたいですか!?」
と、質問をします。(決して意地悪な質問ではありませんからね^^;)
そうすると
「・・・」
「特に・・・」
開脚ができるようになる事は素晴らしい事ですが
開脚ができるようになった後の自分の身体は
どのような状態でしょうか!?
前屈ができるようになった後の身体は健常な状態と言えるのでしょうか?
身体は筋肉によってバランスを保持しています。
例えば前屈で手のひらが床につくために、ももの後ろの筋肉を柔くして
手のひらがついたとします。
以前よりも、もも裏の筋肉が柔らかくなりましたが
筋肉のバランスは崩れるわけです。
すると以前まで歩いても疲れなかった下半身が疲れやすくなったり
長時間、立ちっぱなしが辛く感じたり、といった事が起こります。
決して前屈をしてはいけませんと言っているのではなく
バランスを崩さない程度に身体を柔らかくしましょう、とお伝えしたいのです。
柔らかい事が全てではないので、自分の身体を理解して大切に扱ってあげましょう!
ちなみに私は前屈で手の平が床につきません(笑)