こんにちは! 姿勢改善・美脚専門パーソナルトレーナーの山野上優です!

とうとう12月に入りましたね!!

今年も残りわずかですが宜しくお願い致します。

今回はタイトルにもあるように呼吸について書きたいと思います。

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呼吸が出来なくては先に進めない

私のクライアントには初めに必ず呼吸法からスタートしてもらいます。

呼吸といっても様々ですが、私は腹式呼吸も胸式呼吸もIAP(腹腔内圧)ヨガ呼吸も…etc

本当にたくさんの呼吸をして頂きます。

呼吸に異常がある場合は時間も費やします。

それくらい運動を始める前の身体の環境として、呼吸は大切だと思っています。

日常での呼吸が浅かったり、呼吸する時に肩が上がったり。

ここを整えなければ、運動の質が下がってしまうというくらい重要視しています。

ちなみに日常的な呼吸のリズムは12回〜20回/分と言われています。

浅ければ浅い呼吸ほど、呼吸の回数は増え、脳へ酸素を送り出せず

・頭がぼんやりしたり、ぼーっとしたり

・身体でいうと、呼吸する時に使う胸郭(肋骨と考えてください)の動きが悪くなったり
猫背になったり…etc

マイナスの要因ばかりです。

結果、スポーツ選手のパフォーマンス低下だけでなく、ビジネスパーソンの生産性低下など、呼吸が悪影響を及ぼす事になります。

骨盤前傾では呼吸のスタートにも立てない!?

骨盤前傾とは反り腰のことですが、この状態では心地よく呼吸はできていない状態が考えられます。

え!?反り腰が!?って思うかもしれません。

反り腰の状態は胸郭(肋骨)を傾かせます。以下図を参照ください。

 

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左の図に対して右の反り腰の図は肋骨がかなり前に出ています。

反り腰は腰だけじゃなく肋骨も連動して傾いてしまうケースがほとんどです。

仰向けで寝て肋骨がせり出しているか確認することもできます(肋骨の傾きの確認)

肋骨は呼吸をする上で前後に動いたり、横に動いたりします。
(ご自身の手で左右の肋骨を抑え、呼吸をして頂くと動いているのが分かると思います)

正常な状態は肋骨が各方向へ動き出し、正しい筋肉を使って呼吸が繰り返されますが、傾いた状態は正しい筋肉ではない筋肉を使って呼吸をしてしまいます。

結果、使わなくていい筋肉を使い呼吸をするたびに身体を疲労させてしまうのです。

正しい呼吸法をマスターして快適な1日をお送りくださいね。

寒くなってきましたが、体調を崩さないよう気をつけてくださいね。