今、こうして記事を書いている私も椅子に座ってPCのキーボードをうっているのですが

ある筋肉に力を入れようとしても、入りません。。

その筋肉とはどこでしょうか?

答えはお尻の筋肉です。

みなさんも座りながらお尻に力を入れてみてください。

お尻はしまらないですよね?

つまり座っている時間が長ければ長いほどお尻の機能は低下しています。

お尻の上にある筋肉は体幹・上半身の筋肉となるわけですが

土台となるお尻の筋肉が働かないと上半身と体幹はグラグラと不安定な状態になるわけです。

ここで分かりやすい例を一つあげます。

まっすぐ空に伸びた松の木をイメージしてください。

なぜまっすぐ木の幹が伸びているか?それは木の根っこがしっかりしているからですよね。

例えば、下の画像のような松の木はまっすぐ?ではなく斜めに幹が傾いています。

松の木

 

これはなぜでしょうか?

木の根っこが土の表面に出てきていますよね。
”真下に根っこが伸びていない”ということ事がわかると思います。

大雪が降ってきたとしましょう。この松の木の枝一本一本に大雪がのしかかり、やがて松の木は折れてしまうでしょう。

この現象を人間の体に例えてみましょう。

お尻→木の根っこ

木の幹→体幹

長時間のデスクワークで姿勢が崩れるとします。(猫背)

すると背骨は”ミシミシッ”という音をたてて歪んでいき、腰痛や首こり、肩こりを発症してしまうわけです。
(雪が降って、枝に大雪が積もり、木の幹が折れてしまう現象と同じですね)

松の木

実はこうした事を毎日、毎日人は繰り返しているわけです。

恐ろしいですよね。20代や30代のころは何も気にせず黙々とPCに向かって作業をしていると

40代、50代の頃になって木の幹がミシミシと音を立てて体を痛めつけてくるわけです。

このような状況にならないためにも日頃のケアが大切ですし、疎かにしていると体は壊れてしまいます。

そうならないためにも椅子に座って行うストレッチや体幹トレーニングは必須です。